(リ・ウーファン、이우환、1936 – )
国際的に活躍する画家・彫刻家・作家・哲学者。
日本で初めて国際的に認知された現代美術運動「もの派」を設立。1960年代後半よりグループの主要な理論提唱者・実践者として知られる。
1970年代初頭から単色、単一なブラシストロークと、創造的な可能性を持つ広い余白(空間)で構成される絵画のシリーズを開始、彫刻シリーズも同様にミニマル表現として広く知られ、影響力を持つに至る。
2010年に直島のベネッセアートサイトに安藤忠雄建築による「リーウファン美術館」がオープン。2011年にはNYグッゲンハイム美術館、2014年にはベルサイユ宮殿で個展を開催。また作品は、パリのポンピドゥーセンター、ニューヨークの近代美術館、ソウル美術館、ロンドンのテートギャラリーなどのコレクションなどでも展示されている。