(ひらがけい、1936 – 2000)
日本の近現代美術において、並外れた功績がある画家。 1965年に渡仏、パリを拠点に米国、ヨーロッパで活躍。
1960年代半ばから後半にかけて、米国の8つの美術館を巡回したMoMA企画展「The new Japanese painting and Sculpture」に作品を出品し、国際的な注目を集める。
初期のモノクロを基調にした作品はジャン・デュビュッフェと並び評される。その後、フランスの住居があったパリ・ピガール地区のナイトライフをカラフルな作品に昇華させた。また帰国後から晩年は、華やかな日本の伝統と、独自の持ち味である無頼・デカダンスを融合させ、洗練された画面を描いた。