(おかもとたろう1911-1996)
画家、彫刻家、詩人。文化的寵児としてを時代をリードし、並外れた知名度と影響力を持つ。
1929年に両親に伴って渡仏、名だたるシュールレアリストと接点を持ち、様々な芸術運動に参加。パリ大学では民族学を専攻。帰国後は二科会に出品、日本におけるアンフォルメル受容にも深く関与。様々な分野で国際的に活躍し続けた。
数々の著作を残し『今日の芸術ー時代を創造するものは誰か』(1954年)などがベストセラーとなる。また本人が出演したTVCMの「芸術は爆発だ!」のフレーズが人気となるなど、メディアでも親しまれた。1970年大阪万博のシンボル「太陽の塔」など、数々の話題作を制作し、その作品やキャラクター、思想は現在でも愛され続けている。